法政大学への進学者数から見えてくるもの 公立高校編

昨日の「法政大学への県内公立高校からの進学者数」の一覧についてです。

昨日も書きましたように、法政大学は11万人以上の受験者のある大規模大学です。そして、GMARCHとひとくくりにされる首都圏の偏差値60前後の大学のひとつです。この大学への進学者数を比べることで、高校の中堅者層の厚さを比べることが出来るだろうという意図からのまとめです。

miyajukuからの進学者のあるところを中心にまとめてみましょう。

大和高校の87名はさすがです。大和高校はここ数年は、横浜、川崎地区からの受験者が多く、倍率も毎年のように1.4倍〜1.5倍と高くなっています。大和の学校ではなく、横浜の学校になってしまったかのようですが、それだけ優秀な中堅層が集まっているのですね。その結果が87名という数字だと思います。

市が尾高校の69名、海老名高校の58名もりっぱな数字かと思います。この2校も、旧横浜北部学区、旧厚木・海老名学区の準トップの高校ながら、毎年のように高倍率がたっています。そううした中でしっかりとGMARCHのラインに合格できる生徒が育っているようです。その下に、座間の24名、麻溝台の23名が続きます。市が尾、海老名とこの2校との、3年前の入学時の偏差値の差がそのままこの結果になってしまっているのはちょっと残念です。

瀬谷の17名も、瀬谷高校の入学時のレベルから考えると立派な結果ではないでしょうか。逆に元石川、松陽はもう少し結果がでても良いと思います。大和西12名、麻生8名、湘南台8名は、こんなものでしょう、というところです。逆に、百合ヶ丘8名、荏田4名、藤沢清流4名は、ちょっとびっくりという感じです。

志望校を決めていくにあたり、この表もひとつの大きな指標になるのではないでしょうか。

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