どこの高校が生徒を伸ばしているのか、慧真館の先生の記事です。

小田原の慧真館という塾の岸本先生がすごい記事をまとめています。

「3年間で生徒を「伸ばす高校」と「伸ばさない高校」を調査してみた。」
https://keishinkan.jp/13ranking

県内の県立・市立高校の入学時と卒業時の「伸び」を岸本先生なりの方法でまとめたものです。これだけの記事をまとめるのにどれだけ時間をかけたか、ということを想像すると「すごい」としか言いようがありません。神奈川県の公立高校を目指す生徒、保護者の方は、是非とも一読の上、自分の進路選択に役立ててください。

記事の中で岸本先生も言っていますが、現在、神奈川県から進学重点校に指定されている「湘南高校、横浜翠嵐高校、厚木高校、柏陽高校」の4校についてですが、「伸ばしてくれる」を観点にわけると、横浜翠嵐高校、厚木高校、柏陽高校 > 湘南高校 となるのは確かです。というよりも、これは半世紀以上にわたっての伝統ともいえます。

厚木高校は、学校がしっかりと生徒に勉強をさせ、進路指導もきっちりとする、という伝統が何十年も前からあります。横浜翠嵐高校については、ここ十数年で徹底的な学校改革がおこなわれ、しっかりと生徒たちを教えていく体制がつくられました。近年の躍進は本当にすごいです。

それに対して湘南高校です。ここの体育祭は圧巻ですが、他の多くの進学校が夏休み前に体育祭や文化祭を移動し、夏休み以降は「勉強に専念する体制」になっているのに対して、湘南高校の体育祭は今でも秋に実施されます。しかも高3生が中心となって夏休み中をかけて準備がされます。

何度もこの体育祭を隔年にしたり、夏休み前にしたり、といった議論がおこっています。

また、学校行事もてんこ盛りで、お昼休みを利用してまでクラス対抗の球技を実施するなど、年がら年中「なにか」をやっています。しかも、それがわたしが在籍していた四十数年前から、いやそれよりずっと以前から今でも続いているのです。確かに「浪人前提の4年生高校」かもしれませんが、濃密な3年間が過ごせることは間違いないでしょう。OBとしてちょっと言い訳でした(^_^;

岸本先生。すばらしい記事をありがとうございました<(_ _)>

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