小田原で塾長会でした。いくつになっても勉強です。

昨日は、小田原に県内の(一部県外の)塾長たちが集まっての塾長会でした。

神奈川県には3つの大手塾があって、どうしても生徒はそうした大手塾に集中しがちです。さらに、FCの個別指導塾は星の数ほどあります。また、それらの塾の中には「無料講習」を繰り返しおこなう塾があり、個人経営の学習塾は厳しいたたかいを強いられている現状があります。

そんな中でも、元気に子どもたちのために指導をしている個人塾が県内にはあり、わたしが所属している神奈川県私塾協同組合にはそんな個人塾がたくさんあります。昨晩の集まりには、そうしたふだんわたしが接している塾ではない、今まではあまり交流のなかった学習塾が集まっていました。

昨日の集まりのテーマは「教材研究活用会」でした。最初の呼びかけは慧真館の岸本先生 https://keishinkan.jp/post-7499 でした。あっという間に20名が集まりました。当日のプレゼンターは以下の4人とわたしでした。

横浜『岡本塾』の岡本先生 http://okamotojuku.com
茅ヶ崎の「勉強犬」先生
鎌倉『すばる進学セミナー』の中本先生 http://subaru-ss.jp
小田原『慧真館』の岸本先生 https://keishinkan.jp/post-7993

当日の様子は 勉強犬先生のブログ http://blog.home-kobetsu.com/posts/4393457 に詳しく書いてあるので、そちらをご覧になって下さい。今の神奈川県の個人塾の中では、最も元気があって、最も子どもたちがいきいきと勉強している塾の先生たちといって良いでしょう。

楽しい数時間でした。

なによりも、どの先生も「子どもたちのこと」を「あつく思っている」ようすがうかがたことです。参加者の中で最も年寄り(^_^;)のわたしでしたが、こうして若い先生方のエネルギーに接することで、そのパワーを自塾の生徒たちにもわけられたら、と思います。というより、子どもたちにとっては、通っている塾の先生がすべてです。わたしも若い人たちには負けていられません。

昨晩の収穫はたくさんあります。たとえば、子どもたちに課している「語彙テスト」ですが、中本先生の場合は「2語から3語を利用しての短文作成」をテストとしているとのこと。「なるほど」と思いました。1語でつくるのではなく、2語や3語にすることで短文作成の難易度はグンとあがります。早速、うちの「語彙テスト」を総入れ替えです。

子どもたちへの指導って、こうした「ちょっとしたことの積み重ね」なんです。そして、そのアイデアは、足を使って出かけていくことではじめて見つかります。昨晩の数時間の中でわたしのiPadには、短文作成以外にもいくつかのアイデアが書き込まれました。それだけでも小田原まで出かけていった意味があったわけです。

いつまでも、いつまでも、勉強です。

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