羊と鋼の森。才能って好きでいつづけること・・・

日曜日に「羊と鋼の森」を観てきました。

原作は宮下奈都作で2016年の本屋大賞受賞作です。

コミックにもなっています。

ひと言で言ってしまうと、ピアノ調律師を目指す山崎賢人演じる青年が、さまざまな人々と交流していく物語、ということになります。ドラマチックなことはなにも起こりませんが、北海道の美しい四季の移ろいを背景に、ピアノの名曲がドラマを引き立て、そんな中で若者たちが未来に向かっていきます。澄んだ映像と音楽が心を洗ってくれます。

ぜひとも中高生に観てもらいたいです。劇中で「才能って好きでいつづけることじゃないでしょうか」という言葉があります。夢を追いかけても誰もがそれをつかめるわけではありません。それどころか、つかめない人の方が多いわけです。でも、好きでいつづけることはできます。それを中高生には気づいて欲しいな、と思いますし、そんな「好き」なものを見つけても欲しいです。

夢を見つけるって意味でも、この映画では「夢が突然に降ってくる」場面からはじまるんですよね。確かにそんな経験って誰もが持てるものではないのでしょうが、夢ってそうしたものなんだ、ということ。今、夢を持てなくて困っていても、いつかこんな風に「夢が降ってくる」こともあるんだ、と思って欲しいです。

音の良い映画館で、ゆったりと楽しんで、家に帰ってからじっくりと振り返ってみて下さい。