あまりにドタバタな学校の様子
悲しいですが、昨日の授業でもこんな会話を子どもたちとしなければなりません。
生徒 塾長。ここってまだ授業でやってないです。
わたし 何度もいうけど、試験の範囲になっていたら、学校の授業でやっているかどうかなんか何の関係もないんだよ。とにかく出来るようにしないとダメなんだよ。
生徒 ここのところがよくわかりません。
わたし 学校でなにを習ってたの?
生徒 プリントを配って穴埋めの答え合わせをしてるだけなんです。なんか先生がしゃべってるんですけど、よく聞き取れないし眠くなっちゃうだけなんです。
生徒の言うことをそのまま受け取ることはできませんが、それでもプリントなどから何となく授業の様子はわかります。
理科にいたっては、こんな会話になます。
わたし 結局、試験の範囲はどこまでになったの?
生徒 わかりません。今日は記録タイマーの実験をやりました。ゆっくり進むって言ってましたよ。
試験の範囲の教科書で10数ページ手前の実験をやったとのこと。来週の木曜日からが試験。授業があったとしてもあと2回〜3回。どこまで進めるつもりなんだろう。それでいて「ゆっくり進む」って・・・ 聞いているわたしの方がクラクラしてしまいます。そもそも試験の範囲って生徒との約束でしょ。それをどう考えているんでしょうか。
生徒 数学の先生が、今回は超絶難しい問題にして、平均点は50点以下にする、って言ってました。
わたし ・・・・・
なにを意図してのことなのか全くわかりません。急に難易度を上げる意図をしっかりと生徒に説明すべきでしょ。それに、そんな難易度の問題を授業の中で扱ったんですか? 試験の範囲がまだ終わっていないクラスもある中で、同じ学年の教科担当のコンセンサスはとれているんでしょうか。
いいたくはないですが、これが今の中学校の現実です。本当に外部の監視委員かなんかが学校に入って、なにをどう教えているのか、その計画性はどうなのか、評価の基準は適当なのか、様々にチェックすることが必要なのではないかと思います。
ちょっとひどいですよ(>_<)