合格手帳

今日は「合格手帳」の手直しをしています。

この「合格手帳」は、高校入試に向けての学習の「計画」と「振り返り」のためのものです。もともとは小田原の慧真館 http://keishinkan.jp という塾の岸本先生が使われていたものをいただき、miyajukuなりにアレンジしたものです。

まずは、高校入試までを11月19日から87日間、というとらえ方をするのではなく、12週間というとらえ方をしてもらいます。

その12週間を「冬期講習までの1期5週間」「冬期講習期間から勉強合宿までの2期2週間」「そして入試までの3期5週間」と3期に分けます。それぞれの期ごとに目標を設定し、さらにその目標から週ごとの目標を導き出し、1日の学習の目標へと進めていきます。

受験に向けて最も大切なことは、この時間感覚をしっかりと理解し、その中で自分の目標と現状から教科ごとに「なにを」「いつ」「どのように」なすべきなのかを導き出していくことです。

わたしは「がんばる」という言葉が嫌いですし、子どもたちにも「頑張れ」とは言いません。「がんばる」ということばのもつ抽象性が意味を持たないからです。大切なのは「なにを」「いつ」「どのように」頑張るかなのであって、「がんばる」という部分が大切なのではないのです。指導者が子どもたちに言うべきことは「なにを」「いつ」「どのように」やるの? ということです。

ただ、高校入試については、「なにを」「いつ」「どのように」の部分は塾が指示出しをするのが大きくなります。たった12週間で高校入試を仕上げなければいけないのですから。当然、効率を求めていく必要があるからです。

それでも、やらされているのではなく、こちらが与えたものを「どうして」「なんの目的で」やるのかを理解することはとても重要です。そのための合格手帳です。

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