勉強というのは「良い意味でのあきらめ」が肝心なんだよ

中学生は今週が期末試験です。

生徒たちには、とくに中3生にはよく話すことです。

勉強というのは「良い意味でのあきらめ」が肝心なんだよ。

できなかった問題にぶつかったとき、何でもかんでもできるようにしよう、としないことです。その問題ができるようになるのかどうか、まずは考えるべきです。また、できるようになるにしても、どのぐらいの時間と手間がかかるかを計算することです。

今度の期末試験にしても、4が5になる可能性がある教科には徹底的に時間をかけるとしても、逆に、そこそこの得点をとればそのままの成績が維持できるような教科に対しては、それなりの学習をすれば良いのです。できない問題にぶつかっても、さっさとあきらめる勇気を持つことです。

「良い意味でのあきらめ」というのは、時間の有効活用でもあるのです。

できる子はそのへんが上手です。徹底的に追いかける学習をするかたわら、さらっとしかしない学習もあるのです。それが自然に判断できている。それに対して、時間をかけているのに成績が上がらないなんて生徒は、うまくあきらめられないんですね。それできなくても良いでしょ、とわたしが言っても納得してくれないんです。

中2生以下も同じこと。先ずは10点を上げられる学習をすることです。しかも、自分にとって上げやすい教科から手をつけることです。ある教科が10点アップすれば、おもしろいことに、他の教科もどんどん上がっていくものです。自分の集中力、現状の学力、頑張れる度合い、そんなことを計算して、手の出しやすいところからチャレンジしていきましょう。

中3生はこれから入試のための学習に入っていくと、各自の目標点が設定されます。結果としてその目標点が取れれば良いわけで、定期試験以上に「良い意味でのあきらめ問題」を作っていくことも学習の上ではとても大切なことになります。

何もかも頑張るのではなく、頑張らない領域を作ることが、成績アップの、さらには志望校合格の大切な方法なんですよ。