県高校入試までの時間管理の具体的な方法①

高校受験の日まで100日を切りました。

昨日も「受験を制するには時間の管理が必要だ」ということを書きましたが、そのことについて公立高校受験にしぼった話をしたいと思います。

先ずは、あと100日をどう考えるかです。

多くの中学校では来週が期末試験になります。高校受験では公立高校では2割~4割が学校成績で決まります。私立高校についてはほぼ学校成績だけで合否が決まる仕組みになっています。ですから、あと1週間は「学校の期末試験対策だけ」に集中しなければなりません。そうすると17日の週からが高校受験のための学習のスタートになります。

そこからあと92日です。

さて、公立高校入試は5教科で実施されます。単純にわり算すると「92÷5=約18日」ということになります。1教科18日の時間しか残されてないんですね。そう考えると「たいへんだぁ」と思いませんか。例えば「社会」を18日で仕上げようとすれば「18日÷地理、歴史、公民」で各分野6日しか学習時間がないわけです。歴史を6日で仕上げなさい、と言われたらどうしますか?

そうなんです。時間を管理するというのはこういうことなんですね。何にも考えずに過去問に取り組みはじめるのではなく、[su_highlight background=”#fdf893″ color=”#f62020″]先ずは「どのぐらいの時間が残されているのか」ということを「自分の実感として」把握すること[/su_highlight]からはじめるのです。歴史を6日で仕上げるのならどうするか、ということをしっかりと考えることが「時間を管理する」ということなんです。

では実際にはどうプランニング好けば良いのか。

「92÷5=約18日」だから各教科18日でやろう、というのはあまりに乱暴です。ではどうすべきなのか。

こんなふうに考えていってください。

  1.  目標校を設定する
  2.  その目標校に合格するために必要な入試得点を知る
  3.  その目標点を5教科に割り振る
  4.  各教科の出題傾向を知り、どの分野で何点を取るかをシミレーションする
  5.  その分野の得点をとるための学習手段、方法を考える
具体的にプランニングのしかたを

内申点がオール4だったとします。内申合計は108/135です。これで目標校が座間高校だったとしましょう。入試での目標点はずばり340点です。この得点をこえられたら合格できるはずです。これを各教科に割り振ります。「英語65点、数学75点、国語70点、社会65点、理科65点」こんなシミレーションをしました。この子はどの教科が得意ということもないですが、逆に不得意もない。この目標点を達成するには難しくなった社会と理科が最も重要な教科になる。それでは・・・

こんな風にプランニングを進めていくことになります。できたら、あたなたをよく知っている先生にアドバイスを受けながらプランニングをしたいですね。さて、プランニングをしたらその後は・・・ ここからは続きます。

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