私立高校受験の考え方

何回かに分けてYoutubeにアップしている「神奈川県の高校入試を語る」の第7回です。

miyajuku塾長&勉強犬 神奈川の高校入試を語る Vol,7 私立高校受験の考え方編

今週は各中学校と私立高校との間でいわゆる「打診」とよばれる「事前相談」がおこなわれていたはずです。ここでは、各私立高校側から各中学校に伝えられていた「基準」に達していた生徒の名簿を中学の先生が高校に持って行き、合否について事前に相談することがおこなわれます。

基本的に「基準」を満たしている生徒は「合格」が確約され、ちょっと足りない生徒などは相談しだいになったり、入試で得点を取って欲しい、などと細かい話しあいもされるはずです。私立高校の合否はほぼこの「事前相談」で決まっていきます。

もちろん、こうした仕組みとは関係なく、私立中学入試のように当日の入試の得点によって合否の決まる「オープン入試」の高校もあります。ただ、そうした学校は、慶応や桐光学園などといった高偏差地の学校が多く、首都圏のほとんどの私立高校はこうした「事前相談」によって合格が決まっていきます。

この仕組みがあるからこそ、首都圏の高校入試では「浪人」というか、進学する高校がない、という高校受験にはならないのです。公立高校に不合格の場合、事前に合格していた私立高校に必ず進学できる、というセーフティネットのような仕組みなんです。ある意味、この仕組みで君たちは守られているわけです。

ですから、公立高校第一で、私立高校を併願する生徒は、2月10日の筆記試験がない「書類選考入試」でなくとも、ほぼ合格は確約されているので安心して公立高校入試に向けて学習を進めていくことです。オトナの人たちは「まだ決まったわけではないから私立の対策もしっかりやるように」と言いますが、それはいわゆる「タテマエ」というものです。

第1希望が公立高校であれば、とにかく全精力を「公立高校入試」に向けていくことです。