県高校入試 あと1ヶ月の学習法 国語

神奈川県の公立高校入試まであと1ヶ月を切りました。昨日に続いてここから1ヶ月の教科ごとの学習ポイントです。第2回は「国語」です。

目次

国語

過去問は解きましたか?

過去問は解きましたか? 国語の難易度と傾向はそれほど大きく変わっていません。マークシートになって漢字が選択式になった、などという変更はありますが、古文、小説文、論説文の出題については過去十数年間ほぼ同じような出題が続いています。したがって、国語の読解問題については過去10年分を解くつもりで良いでしょう。

ここから4週間で8回分の問題を解こう

入試までの4週間で、週に2回分ずつの問題演習をしましょう。過去問、追試、予想問題。どれでもかまいません。しっかりと50分の時間を計り、自分で決めた順番と時間を守りながら解くことです。どうしても最後の問5「資料の読み取り」問題をやる時間がなくなってしまう、という生徒が多いものです。先に問5をやってから前に戻る、というのもひとつのやり方です。解く順番もいろいろとシミレーションしてみましょう。

長い文章の読み取りになれよう

県入試の国語の問題は長いのがもっとも大きな特徴です。みんなが国語の教科書で読んできた説明文はひとつの単元でだいたい2,000字~2,500字でした。県入試の論説文は5,000字ほどとその倍の長さなのです。しかも、内容も圧倒的に難しいです。この長さになれることと、早く読めるようにすることがここから1ヶ月のポイントです。

問題演習をした後は、しっかりと確認のチェックをしよう

問題はやりっぱなしでは何の意味もありません。きちんと解答をし、できればしっかりとした指導者に解説をしてもらうことです。それが不可能な場合でも、解説を丁寧に読んで、自分の読み取りが正しかったのか、違うとすればどこが違っていたのかをきちんと確認しましょう。

選択式の出題の特徴になれること

県入試の国語の読解問題は基本的に四者択一問題です。正しいもの、間違っているものをひとつ選択する形式です。基本的には「消去法」で選ぶのですが、この選択のしかたを自分なりにきちんと身につけておきましょう。もちろんきちんとした指導者の指導を受けることです。そして、その先生の指導を丁寧に守って演習をすることです。自分なりのやり方は絶対にダメです。

漢字・語句の学習は継続すること

県入試には漢字、文法、短歌・俳句の出題が問1にあります。ただ、特別な学習が必要な出題ではありません。過去問を丁寧に解き、予想問題演習をする中でできなかった問題をしっかりとチェックしておくだけで大丈夫です。ただ、漢字の学習だけは継続してください。読み、書き、を毎日5分~10分は最低でも演習することです。

最後に・・・今春の県入試国語は昨年度よりもさらに難易度はアップするとわたしは予想しています。各教科の平均点を55点前後にするように県教委が問題づくりをしていると予想するからです。難易度アップは「選択肢の中に紛らわしいものを増やす」ことでおこなわれます。とにかく丁寧に選択肢を読む練習を続けておきましょう。4つのうち2つを消して残った2つのうちのどちらか・・・ その2つの選択肢を選ぶのが難しくなるということです。あっちを選んでおけば、とならないように学習を続けてください。

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