ご自宅のWi-Fiの環境のちょっとした見直しについて

オンラインでの授業に切り替えて2ヶ月が経とうとしています。保護者の皆さまのご協力のおかげでスムーズに移行でき、順調に授業を進めることができています。授業の最後には必ずアンケートをとっているのですが、まだ、授業中に映像や音声が途切れる、といった生徒がチラホラといます。そこで、ご自宅のWi-Fiの環境のちょっとした見直しについて書いてみます。

Wi-Fiの環境を見直すポイントは3つです。

  1. Wi-Fiルーターの置き場所を工夫してみる
  2. Wi-Fiルーターの設定を変更してみる
  3. Wi-Fiルーターやモデムを再起動してみる

① Wi-Fiルーターの置き場所を工夫してみる

Wi-Fiの電波は障害物に弱いものです。金属や水なんかにも電波は妨げられます。とくにルーターを置いてある場所が部屋の隅っこだったりすると、電波はかなり飛びにくくなっています。ルーターの位置を変えるのが難しければ、勉強する場所そのものをいろいろと変えてみて、電波が最も届きやすいところでオンラインの授業を受けるようにしてみてください。

② Wi-Fiルーターの設定を変更してみる

Wi-Fiには、2.4GHz帯と5GHz帯があります。2.4GHz帯は電波が届きやすいのですが、他の家電製品と同じ周波数帯のため干渉が起きやすいです。たとえば電子レンジ、ゲーム機とかBluetoothを使ったものです。5GHz帯は速度はあるのですが、障害物に弱いといった特性があります。多くのルーターはこの2つの周波数帯に対応しているので、つながりにくいなと思ったときはもうひとつの周波数帯に切り替えてみるとよいでしょう。

③ Wi-Fiルーターやモデムを再起動してみる

やってみると劇的に環境が変化することがあります。とくに商店がたくさんある環境やマンションなどでは電波がたくさん飛び交っていて干渉し合っています。再起動することで環境が変化してつながりやすくなったりします。ぜひ、試してみてください。

その他 デザリング機能 ポケットWi-Fi

さらに、スマホのデザリング機能を使ってみるのも良いかと思います。子ども部屋がルーターから離れていて電波が届きにくい場合など、スマホの電波が4本立っているようでしたらデザリングでつないだ方がずっと快適といえるかもしれません。ZOOMの授業は2時間半で300Mbぐらいです。スマホの契約が容量制限があったとしても、それほど大量の容量を使用しません。こちらも試してみてください。

また、ポケットWi-Fiをレンタルするという手もあります。これだと簡単に環境を手にすることができます。安いところだと1ヶ月で2,500円ぐらいです。ネットで「ポケットWi-Fi」と検索するとたくさんお店が出てきます。ただ、大人の方が仕事が在宅勤務になり、ポケットWi-Fiも品薄状態のようですが・・・ 

もしかすると5月いっぱいは学校休校が続くかも知れません。オンラインでの授業ももうしばらく続く可能性があります。ご面倒でも、ちょっとご自宅のWi-Fi環境を見直していただければありがたいです。

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