「行く」は「go」で「来る」は「come」はダメなの?

英語がなんとなく不得手な中学生にお薦めの1冊が「動詞キャラ図鑑/関正生著 https://amzn.to/3CzRWj9 」です。

英語が不得意な子は「語彙力不足」がその原因の第1です。語彙力不足は知っている英単語の数が足りないのと同時に、ひとりつひとつの英単語の理解が不足しているということもあります。たとえば「go」は「行く」で「come」は「来る」といった意味でしか理解していないということです。

お母さんが “Dinner is ready.(ご飯できたわよぉ)” と行った時に、「今、行くよ」ってなんて言えば良いでしょうか。「行く」を「go」で理解していると”I’m going.”ということになりますよね。これは間違いなんです。”I’m coming.”が正しい言い方になります。「今、来るよ」っておかしいじゃない。「come」を「来る」で覚えているとそんなことを言いたくなりますよね。

「come」は「中心に向かっていく」というイメージの言葉で、「go」は「中心から外に向かっていく」というイメージなんです。この会話では「夕食」というのが中心のテーマなので、そこに向かっていくのは「come」ということになるのです。

英語と日本語はもともと違う言語です。ある日本語の単語がもっている意味は、そのまま英語の単語に置き換えることはできません。とくに動詞はさまざまな動作を表す単語です。日本語の「行く」と英語の「go」は重なる意味もあればまったく違うものを指し示す部分もあるわけです。ですから「どんなイメージの単語」なのかというとらえ方が大切になってきます。

同じように「get」なんかも「手に入れる」という日本語の意味だけで理解しようとすると「I got sore shoulders.」も意味がわからなくなってしまいます。「sore shoulders」は「痛む肩」です。「got sore shoulders」は「痛む肩を手に入れた」となってしまいます。「get」は「意識的に手に入れる」だけでなく「無意識に手に入れるもの」にも使います。ですから「痛み」や「感情」も後ろにくるのですね。

英語を得意にするには「語彙の力」を伸ばすことです。とくに「動詞」がわからないと一歩も前に進みません。この本は「英語の動詞」の「核心のイメージ」をキャラクター化し、漫画のイラストなどでわかりやすく解説しています。軽い読み物として手に取ってみましょう。「あっなるほど。そういうことだったのか」という気づきがあればしめたもの。きみの英語のチカラはグンと伸びていくはずです。