とある高3の生徒と面談のひとこま

とある高3の生徒と面談のひとこまです。

高校生男子
大学にそれほど興味が持てなくて。
miyajuku塾長
それでどうするの?
高校生男子
自分のやりたいことをさがしたいと思ってます。
miyajuku塾長
少しでも具体的な選択肢があるの?
高校生男子
△△にちょっと興味があるので専門に行ってそういう就職もありかなって。

その後も様々にやりとりがあってわたしが言ったこと。

miyajuku塾長
○○さ。自分がものすごくめぐまれた立場にいるってわかってる? 親は大学に行って良い、と言ってくれるわけだし、なおかつ、そのために塾にまで来させてくれるわけだ。オレが思うに、○○は、目の前のちょっと面倒くさい勉強から逃げることにばかり目がいっているようにしか思えないんだよ。で、その先に見ているものがその程度のことだとしたら、結局は「もっとめんどくさい道」を選んじゃってる、ってことにならないかい? 少なくとも「自分が恵まれた立場にいる」って考えたことある?
高校生男子
ありません・・・

今の子どもたちには「自分のやりたいこと」を探さなければいけない、といった強迫観念があります。仕事をやりたいことと結びつけなければいけない、といった圧力もあります。でも、本当に仕事ってやりたいことと結びつけなければいけないのでしょうか。どれだけの大人が「やりたいこと」を仕事に結びつけているって言うのでしょうか。仕事とやりたいことをムリして結びつける必要はないのでは、とわたしはいつも思っています。逆に、まったく別に考えてね良いんじゃないでしょうか?

大学に興味が持てない。それはそれで良いでしょう。でも、行ってから見つけたって良いし、行ってから見つかるものもあるはずです。どうして行く前から「わたしは○○がやりたいので大学にいきます」っていえなければいけないのでしょうか。大学ってそこにいって可能性を広げるものですし、まだ見ぬ自分に出会えるチャンスがある場所だと思うのです。目の前にある「わずかなめんどくさい勉強」に拘泥し、そうした未来を知らぬままに終わることはほんとうにもったいない。

今日のまとめ やりたいことがないのならそれこそ大学に行くことです!

もちろん、そんな「甘いこと」を許してくれる両親に最大限の感謝をしつつの話しですが。