いよいよ入試対策
すべての中学の試験が終わった。これで心おきなく入試対策に打ち込める。
公立高校の入試問題はおもしろいことにほとんど出題が予想できる。例えば、数学の問1は計算問題が10点。問2は1行問題が10点。問3は二次関数と一次関数の融合問題が6点。問4はさいころ2つの確立問題が6点。問5は規則性を取り込んだ二次方程式の応用問題が6点。問6は空間図形の求積の問題が6点。問6は平面図形の証明問題が6点。
いつも生徒に言うのだが、来春の入試でこの傾向ががらっと変わることは100%あり得ない。ということは、これらの問題だけをしっかりと解けるようにしていけばよいのだ。ここが学校の定期試験対策と違うところだ。
今は、合格するための目標点をしっかりと設定し、その合計点を5教科に割り振る事をじっくりと考えるべきだ。例えば、合計で210点が自分の目標であれば、42点平均が目標になるが、数学が30点でも社会と国語で48点ずつ取れば良いのだ。また、トップ校を目指す生徒は235点以上を取れば、基本的に内申点が足りてなくても2次選考枠でどこでも合格は出来る。
入試は自分との闘いだ。「もういいや」と思った瞬間に終戦になる。そこをよく考えておこう。