塾人の一分
塾にお問い合わせに足を運んでくださった方には、その日のうちにハガキを送るようにしている。
「・・・いろいろと難しい時代の中で、子供達の夢の実現のために少しでも役に立ちたいと心から願って毎日の指導をおこなっています・・・」
そんな内容だ。正直な私の気持ちだ。「武士の一分」ではないが、「塾人の一分」だ。
自分自身が日々の指導の中で初心に立ち返る意味でもこうした言葉を大切にし、実践していきたいと思っている。だからこそ、そうしたハガキを入塾を考えておられるご家庭に送っている。そして、実際にそうした気持ちで子供達に接しているつもりだ。
学校でも、学習塾でも、部活動でも、ボランティア活動でも、何でも良いのではないだろうか。子供達が自分自身を一所懸命に発揮できる場所があれば。そして、それぞれの場所で「良き指導者」にめぐり会えたとき、子供達の才能は開花していく。
言いたくないが、「野依化学バカ人間」にそうした教育の本当の意味を教えて差し上げたい。単眼的視点ではなく複眼的視点を持って、こうした会議(教育再生会議)を主導していただきたいと、心の底から伝えたいと思う。
ため息が出る。