世間
家に帰ってビールを呑んでいると息子が帰ってきた。今日は、東京都の国公立大対抗戦だったようだ。学芸大には勝ったけれど、東工大に負けた、と言う。明日は、出身高の空手部のインターハイ予選の応援に行くという。こいつも「自分」と「世間」のつながりをきっちりと作っていっているようだ。
良い、悪いは別にして、私たちの回りには「世間」というものがある。自分が所属している、あるいは所属してきた、学校、部活、サークル、地域などとのつながりだ。こうした「世間」が私たちを鍛えてくれたり、支えてくれたりする。そう言った意味で「世間」はひろい方がよいし、きっちりとした関係を作っていった方がよい、と思う。
私は大学1年の時はひたすら「山」に登っていたなぁ。とりつかれたように登っていた。学割がすぐになくなって、友達のものをもらいまくっていた。そんなことを思い出した。
子供の成長は、当時の自分を思い出させる。