単調な作業

Dr.NERO先生のこの記事には頷くところが多い。いかに効率的な学習を目指しても、結局は「単調な作業の返し」になるのが勉強だ。とくに受験勉強はそのようになりがちだ。やはり、かけた時間に比例してしか学力の伸長はあり得ない。

したがって、塾として考えることは2点。

(1)どのようにして単調な作業を生徒にやらせる環境を作るか。
(2)単調さを感じさせない仕掛けをどれだけ作れるか。

ということだろう。

家庭学習をふくめて様々な方法で学習時間を確保させる必要がある。モチベーションを維持する様々なしかけを用意する必要もある。

が、何よりも大切なのは、「必ずやり遂げよう」という意思を持つことだ。いや、持たせることだ。そうした意味で塾が子供達にはたらきかける「力」は大きいし、大きくなければならない。

適度な依存の上にしか自立は成り立たない。学習面で生徒は塾に依存してもらってかまわない。その上で、きっちりと自立した学習を成り立たせるべきだ。

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