親の肩にかかるもの

Dr.NERO先生からコメントをいただいた。「結局、勉強とは単調な作業の繰り返しでしかない。」といった先生の記事への共感を書いたのだが、先生から「環境や仕掛けをどんなに整えても、整えなくても、やる生徒はちゃんとやるし、やらない生徒は全然変わりません。どうしたもんでしょう。」という内容のものだ。私も全く同感だ。

ものすごい勢いで、勉強をする子供としない子供の二極化が進んでいる。しかも、学校には全く期待ができない。とくに小学校に普通に通っているかぎり、勉強体質はつくってもらえない。ほぼ、100%、親が、家庭が、子供の勉強体質作りの責任を負うことになってしまっている。

なぜだろうか。小学校にはそんな余裕は全くないからだ。最低限(ほんとうに最低限)の内容をすべての子供達に教えることに汲々としている。生徒を座らせて黙らせて授業を成立させることに汲々としている。親からのクレーム処理に汲々としている・・・・中学も似た状況になりつつある。

そんな学校に誰がしてしまったのか、といった議論は別として、現実に「子供の勉強体質は親の教育力にかかっている」ということを声を大にして言っておきたい。

机やイスが跳んでも「何やってんのこの人。ばかじぁない。」といった反応しかできない生徒もいる。

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