子供への投資

親は子供に大きな期待をする。子供が小さいときは、子供のちょっとした仕草にでも期待がふくらむ。そうした期待はいつまで持続するのだろうか。

親の子供への投資は、子供が小さいほど大きいような気がする。小さな子供達はたくさんのお稽古ごとをかかえている。親も一所懸命だ。塾も、小学校高学年、中学生あたりがピークになる。

高校生になると、親もだんだんと子供への投資をしぶるようになってくる。先が見えてしまうからなのだろうか。

でも、声を大にして言いたい。子供は(というよりも人間は)いつの段階でも「可能性」を秘めているのだと。

先が見えたんじゃない。子供自身が自分の行く道を選択しはじめたのだと。

本当は、こうした段階でこそ「投資」が必要なのではないか。塾に来ていただけるのならば、本当は高校生の段階で来てもらいたい。彼ら、彼女らこそ塾を必要としているはずだ。

そして、話はどうしてもここに戻るが、「良い刺激を受けられる高校」に是非とも進学して欲しい。15歳から18歳の間をすごす空間。とても大切だと思う。そこの空気がどのようであるかで、子供の未来が決まってしまうように思う。

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