高校生の学習塾
中学生を教えていて思うことがある。塾なのだから子供達の成績をあげることが第一の使命だ。当然、効率の良い学習方法の伝授、出来るまで徹底した演習、ひとりひとりに合わせた指導・・・ 手取り足取りの学習指導が続く。塾と生徒が一体となり、二人三脚で進んでいく。
それはよい(^^)
が、高校に進学後、突然のように「自由にやって良いよ」となってしまう。学校も、中学の時のように「強制的に勉強させよう」とはしない。「勉強しないならしなくていいよ。学校辞めるならどうぞ」といったスタンスだ。そして多くの子供達が「勉強をしなくなってしまう」。親も、高校生になってまで塾にやる必要はない、と考えられる方が多い。
ちがうと思う(^^)
高校生こそ塾が必要だ、と思う。予備校でなく学習塾だ。予備校と学習塾の違いは、生徒への係わり方の大きさの違いだ。何でも相談でき、学習の指針も示してくれて、ある程度の強制力で勉強をさせられる。そんな場所がないと、今の高校生の多くは「まったく勉強しない」状態になってしまう。
それで良いのかは意見が分かれるところだ。そんなことを言っていると、大学に進学後も塾が必要になる、などという笑えない状況が生まれそうだからだ(^^)
それでも、高校生にとっては、少なくともしっかりと学習して大学に進学しようと考えている高校生にとっては、学習塾は必要不可欠だ、と強く言っておきたい。miyajukuはそうした考え方で高校生部門を運営している。同時に、これだけ複雑になった大学受験を、プロのアドバイザーなしに乗り切るのは不可能だ、という事実もあることを付け加えておきたい。