伝わったこと

今週は、ちょっとハードな日程でバテ気味。帰りの電車の中では「山と渓谷6月号」のページをめくる。北海道と東北の山が特集。ほとんどの山が知らないものばかり。いつか登ってみたいなぁ、と・・・(^_^) そんな山の写真を見ると一気に気持ちがoffに入る。

miyajukuの子供たちにも、携帯ゲームではなく本物の自然の迫力にふれる楽しさを知って欲しいと思う。自然の生命力はすばらしい。文句なくすばらしい。

うちの子供たちは山登りはしないが、兄は「海洋生物資源」なんてものを大学で学んでいます。今も自分の部屋でレポート、というか、海藻のスケッチを描いてます。妹も生物系の学部を目指して部屋で勉強中。

私は、この二人のために運動靴を買うのと同じ頃にスキー靴と登山靴を買い、冬はスキーに、夏は尾瀬をはじめとした山に連れて行っていました。カヌーで北海道の川を下ったり、江ノ島でディンギー教室に入ったり、テント泊のキャンプは当たり前、夜の降るような星空をながめて流れ星を数えるのが楽しみでした。

何かを意図してそうしていたわけでなく、自分が気持ちよいものを子供たちに共有してもらいたかっただけのこと。楽しいことはみんなで楽しみたかったということ。そんな中で、子供たちに伝わったものが何だったのか。彼と彼女のこれからの選択がそれを示すのではないか。そんな思いを持ち始めています。

そろそろ山は雪が溶け、もう少しすれば花々が顔を出し始める季節。南アルプスの「キタダケ草」。日本で富士山に次いで高い北岳にだけ咲く固有種です。氷河時代の生き残り種で、北岳という高山の頂上付近にポツンと生き残っています。そんな花を思う気持ちを子供たちに伝えたい。

あぁ、キタダケ草を見に行きたいなぁ(*^_^*)

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