つよいこころ

塾新聞のダウンロードが出来なくなっています。10回×3回は出来るようにしたので、30人もの方がすでにダウンロードをしていただいたようで。今、パスワードがわからないので、明日もう一度ダウンロードを可能にします。なお、miyajukuの生徒さんたちには郵送しています。

さて、今日は私立のT学園小学校に通われている○○さんのご相談を受けました。何でも昨日併設の中学、高校の校長先生からの進学説明会を受けられたとのこと。小学校からの進学者が今春はじめて大学入試を終えての説明会だったらしい。

○○さんはかなりの危機感を持たれたようだ。外部から中学受験、高校受験で入ってくる生徒たちは切磋琢磨している。内部からあがっていく生徒たちは「のほほん」としている。この差は大きいのではないか、ということだ。確かにその通りだ。○○さんは、もっともっと勉強量を増やさなければいけないのでは、と言う。

私はこうアドバイスした。

確かにおっしゃるとおりです。でも、20年以上この塾で子供たちを指導してきて思うのですが、「自分に勝つ力。負けたくないという力。悔しいと思い力。」そんなものが最終的に子供の進路を分けていると思うんです。もちろん勉強もしっかりとやっていかねばなりませんが、せっかく私立の進学校の併設小学校に行ってるんです。スポーツでもいいんです。「くやしい」という気持ち。「つまずいて、つぎは頑張るぞ」という気持ち。そんな気持ちをもてるような経験をたくさんさせることの方が大切なのではないでしょうか。

○○さんにはちょっと抽象的すぎたかもしれません。が、私のホンネです。頑張る気持ちは小学生の高学年ぐらいでできあがるような気がしています。だからこそ、その年齢にいる子供さんに親がしてあげられること。それは「倒れても自分で起き上がってつぎに挑戦していく心」の育成ではないのでしょうか。

確かに難しいことですが。

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