いい子ちゃん度
信州の「ウロコ先生」が、時々「いい子ちゃん度」について書かれている。
こんな記事を参考にしてみてください。
「いい子ちゃん」は、みんなが右を向くと文句なく右を向く。それどころか、率先してみんなが右を向くようにし向ける。とくに上から与えられた情報に対してはその傾向が強い。先生の言ったこと、教科書に書いてあること、みんなが言っていること・・・
みんなが右を向くとき、みんなが同じようなことを言うとき、それは「とっても危険」な時でもあるんだ。だから、少なくとも立ち止まって、じっくりと様子をみなければならない時なんだ。そして、自分の「物差し」で周囲をしっかりと見つめ直さなければいけないんだ。
誰もが環境問題を叫ぶとき、エコが人類共通の使命であるかのように騒ぐとき、単純に、私も「ノーレジ袋」や「ゴミの分別収集」をしっかりやりたいと思います、なんて作文を書くようじゃダメなんだ。何も環境に目を向けちゃいけない、って言っているわけではない。ゴミの分別収集が意味がない、と言っているわけでもない。
環境問題に対しても、自分の「物差し」をしっかりともって欲しい、と言っているのだ。
自分の「物差し」を持つためには、立ち止まらないといけない。立ち止まって、逆からの見方も確認する必要がある。モノを見るときに大切なことは、必ず両方向からの見方を確認することだ。自分が深く共感するときほど、無批判に受け入れず、しっかりと反対の見方を確認しなければならない。
難しいことを言っているようだが、実は簡単なことだ。
とにかく、どんな場合にも、すぐに頷かないこと。共感してしまわないこと。天の邪鬼になること。嫌われ者になること。ステレオタイプは拒否すること。
そういうことだ