小6受験生の面談
今日は、小6受験生のお母様方の面談をおこなった。6日に実施した最後の首都圏模試の結果と、ここ2か月続けてきた過去問演習の得点を材料としてお話しをする。高校受験と違い、中学受験は当日の得点だけで合否が決まる。そうした意味で、受験する学校の問題との相性も、志望校を決めていく大切な材料となる。
中学入試は、2月1日にはじまり、5日か6日まで続いていく。1つの学校を何回か受験するチャンスがある。また、複数回の受験者には、それぞれの回の各教科の得点の中で、最も出来たものだけを取り出して合否の判断としてくれる「いいとこどり」のメリットもある。どの回に、どの学校を受験していくか。頭を悩ますところでもある。
私は、1日の午前中にまずは合格できる学校をおき、そのあと、挑戦校を複数回受験していくパターンをお勧めしている。何と言っても12歳の子供たちだ。不合格が続くと気持ちを奮い立たせるのが大変だ。1日の午前に落ち、午後も不合格・・・ そんな気持ちを引きずって2日以降の受験をしていくのは難しい。
ただ、このパターンだと、先に入学金を支払わねばならなくなったり、別の問題も起こってくる。とにかく、もう少し過去問演習を進め、その得点の様子をみながら最終決断していきましょう、といったお話しでどの方とも今日の面談を終えた。
子供たちは頑張っている。みんな、半年前と比べると見違えるほど出来るようになっている。何とかこの頑張りを「成功体験」に結びつけてあげたい。同時に、小6生が1日に5時間も6時間も勉強していることを、他の学年の子供たちは知って欲しい。