Operation Tomodachi
3月6日に息子と訪れた「福島アクアミュージアム」が記事になっていた。(PCのみリンク) やはり、地震の被害が大きく、それでも2、3人の職員が必死の努力を続けていたが、いよいよ燃料がなくなり、魚たちは死につつあるという。ただ、トドやアシカなどの海獣は首都圏の水族館に移されたということだ。人が死につつある中で魚でもないだろうが、職員の方は忸怩たる思いだろう。
娘の通う大学は日曜日が卒業式だったようだ。女子大の方もふくめて中止になったという。本来なら袴姿の女子大生たちが華やかに集うはずなのに・・・ 衣装屋さん、謝恩会の会場などなど、商売にならないで困っている人も多いはずだ。早稲田をはじめ他大学も中止が相次いでいるようだ(PCのみリンク)。家の息子の卒業式は来週のはずだが、こちらも中止になるのだろう。
米軍の「友達作戦」もすごいですね。自衛隊が持っていない揚陸艦に自衛隊員を乗せて被災地に物資を運んだり、あの仙台空港のがれきを除去して輸送機が飛べるようにしたり、いろんな場面で活躍しているようです。(PCのみリンク) そもそも「Operation Tomodachi」というネーミングが良いです。同時に、米軍がこんなに役に立つ存在だとは みんながそう思っているはずです。普段はうるさくてしかたなかった厚木基地の飛行機もなぜか頼もしく見えてしまいます。
私たちも「Operation Tomodachi」を合い言葉にしてしばらくを過ごしましょう。被災地で大変な思いをしている方たちも「Tomodachi」だという意識です。政府も言っていますが、買占めはやめましょう。それと、まだずっと先のことになるのでしょうが、日本の仕組みがこの地震を境に一変しそうな、そんな芽が出てきているように思えます。
価値観が一気に変わってしまう。そんな一大タームに私たちは遭遇しているのかもしれません。