新年度
今日は4月1日。社会のあらゆる場面で「新年度」をむかえる。
震災でそれどころではない地域もある。でも、そんな地域でも新しいスタートを切っている人もたくさんいるはずだ。
大船渡の市役所でも新しい職員が辞令をもらい、そのまま被災者のサポートにあたっているニュースを見た。彼ら、彼女らはまさしく即戦力になるはずだ。公務員の削減ばかりが言われ続けていたが、実は日本は人口あたりの公務員数が少ない国なのだそうだ。こうして震災が来てわかることだが、行政の役割は大きい。こんなところにも発想の転換が必要なのかもしれない。
私事だが、家の息子も今日から社会人としての一歩を歩み始めた。
社会人への第一歩おめでとうございます。仕事というのは、自分と社会をつなぐ「絆」です。その中で一所懸命にやることでこそ自分は社会とつながっていきます。縁あってお世話になる会社です。○○にあと四十数年間お世話になるつもりで頑張ってください。まずは「たよりになる先輩」を早く見つけることです。ともかくおめでとう。今日の日の気持ちを忘れずに。
先ほど、息子に送ったメールだ。これで私の子育ても終わった。(あと一人残っているが) そうした意味でも、私自身の「気持ち」の変化も大きい。何よりも「自分のこと」を考える余裕が生まれつつある。
とにかく、今日、社会への第一歩を踏み出す皆さん。本当におめでとうございます。あなた方が与えられた場所で一所懸命に仕事をすることこそが、これからの日本を作っていくのだと思います