昔の自分
昨日、お問い合わせの電話があった中3生のお母様。子供さんの学習状況などを話していると、「わたし、先生の授業をその昔に受けていたんですよ」とおっしゃられた。こうした時は「あっ、そうですか」としか答えようがない。いつの間にかこんなお問い合わせをいただくことが多くなっている。
昔、といっても二十代の頃の話だ。すでにその頃の自分がどんなだったかなど私自身がほとんど記憶していない。でも、私の授業を受けていた、という方にとっては、私のイメージはその頃のままで止まっているはずだ。自分が何を話し、何をどう教えていたのか、全く定かではないが、その頃の自分が今の自分につながっていることだけは間違いない。
このblogも2006年から書いているのですでに7年目になっている。時々、過去のblogを読み返すと、この7年間だけでも私自身が変わっている部分がたくさんある。また、変わらない部分もある。ましてや、二十数年前の自分がどうであったかど、今の自分が想像することは出来ない。とにかく1年、1年を、目の前にいるこどもたちと一所懸命に過ごしてきたことだけは確かだ。
こうして子供さんをmiyajukuに通わせよう、と考えていただけるということは、その昔の私も、生徒だったそのお母さんにしっかりと向き合っていたと考えても良いのだろうか。
今の中3クラスには、私の授業を受けたことがあるというお母様の子供さんがすでに2人いる。お問い合わせがあった生徒さんが入塾されると3人になる。授業中にふと生徒の顔を見ると、当たり前だがお母さんの面影がある。こちらもその頃のお母さんしか知らないわけで、何とも不思議な感覚だ
それと、中3クラスはこれで定員に達する予定ですし、この後は今いる生徒だけに集中したいので募集を締め切ります。