理科の授業
中学生の後半講習は社会と理科の授業からスタート。9月の期末試験範囲の復習とその後の予習を半々の時間をかけて進めていく予定だ。
理科の授業では「入試によく出る中学理科実験24~実験の映像と演習」というDVDを利用している。せっかく大画面のモニターを設置したので有効活用している。ネット上にも理科の実験映像はたくさん転がっているのだが、このDVD は中学の教科書に掲載されている実験を中心に作成されたものなので使い勝手が良い。解説シートや演習シートもpdf で提供される。29,400円とちょっと高い買い物だったが生徒たちの理解力アップにつながるようなら良い。
興味のある方は http://www.japanlaim.co.jp/fs/jplm/gd3839 を
それにしてもちょっと気になるのは、生徒たちが「疑問を持つ」といった姿勢に欠けることだ。たとえば「水の電気分解の実験」で、純粋な水は電気を通しづらいので「水酸化ナトリウム」を加える、と説明されたとする。「水酸化ナトリウムを加えてしまうと水の電気分解ではなく水酸化ナトリウム水溶液の電気分解になってしまうのでは?」なんて疑問を持つ生徒は一人もいない。みんな言われたことをただ「うん、うん」と肯いているだけ。
こんな時代です。いろんなことに「どうして?」「なぜ?」という疑問を持つオトナに育って欲しいです。どんな教科であっても、そんな姿勢を少しでも育てられるような授業にすることが目標です。