宿題の仕上げ方
勉強が出来る生徒と出来ない生徒では宿題の仕上げ方に圧倒的な「差」がある。この「差」を埋めないかぎり、出来ない子が学力アップをすることはない。
miyajukuの生徒で宿題をやってこない、という生徒は基本的にいない。繰り返し、繰り返し指導をしている。それでも、その仕上がり具合は個々に違ってきてしまう。残念なことに、提出さえすれば良い、といった宿題のやり方をしてくる生徒もちらほらいる。
昨日の中2の授業でもあまりにひどかった生徒が4人ほどいた。かなり厳しい言い方で指導をした。
夏の講習では、私が「スーパー学習システム」で作成した「復習問題」を宿題でやってきてもらい、それをチェックして出来なかった問題の類題を「弱点対策問題」として出力してやり直す、といったサイクルで学習が進む。最も効率の良い復習のしかただと考えている。
最初の「復習課題」は教科書の例題レベルの内容だ。出来ない、というレベルではないし、ノート等を見返しても良い、と言ってある。なぜ、こうした学習を夏休みに進めているのか、といった学習の意味づけも説明してある。何とかしたい、といった気持ちが少しでもあればきちんと宿題をやってくるはずだ。
ある意味で、学力アップは、教え方がどうだ、カリキュラムがどうだ、教材がどうだ、といった問題ではなく、ひとりひとりの生徒の学習姿勢をどう正していくか、といったものなのだ。せっかくの夏の講習だ。この「学習姿勢」を徹底的に身につけさせることも大きな目標になる。
とりあえず、夏の講習は折り返し点を過ぎた。残りは半分を切っている。時間は容赦なく進んでいく。毎回の講習を大切にさせたい。