大学入試センター試験
いよいよ大学入試センター試験の1日目です。今日は文系科目。TI君とTIさんは今日で終了。今晩には自己採点の結果がわかります。TS君とYI君は明日の理系科目が勝負になります。実力以上の結果を求めることはありません。とにかく普段のチカラをしっかりと出してさえくれれば、という思いです。
普通の方にはわかりにくいでしょうが、大学進学を目指す生徒がすべてセンター試験を受験するわけではありません。最近は、入試をともなわない方法での大学受験が主流です。指定校推薦、公募推薦、AO入試などです。昨年度の状況は以下のようなものです。
文科省の2013(平成25)年度「国公私立大学入学者選抜実施状況調査」によると、今春の大学入学者数は、国立大学が9万9,825人、公立大学が2万9,836人、私立大学が47万4,987人の合計60万4,648人でした。このうち、学力試験による「一般入試」で入学した者の割合は、国立大学が84.4%、公立大学が73.3%、私立大学が48.9%で、国公私立大学全体では56.0%(前年度比0.2ポイント減)となっています。一般的にイメージされている「学力試験の点数を争う大学入試」は、現在では国公立大学や一部の難関私立大学などが中心で、大学生全体から見れば一般入試を乗り切った者は6割に満たないということになります。特に、私立大学では既に半数を切っています。
簡単にまとめてしまうと、大学入試センター試験を受験している生徒は、国公立大や一部の難関私大を目指す生徒たち、ということです。私大に限っていえば、すでに半数以上の生徒はどこかしらに合格を決めてしまっている、ということです。一点を争う入試、などといったイメージからはすでに大学入試は遠く離れたところにある、といってもいいわけです。
静かに燃えてきて欲しいです。それだけを祈っています。