最後の入試問題演習日
公立高校入試直前の祭日です。いつものように朝から入試予想問題演習です。こうして5科目の問題をすべて解くのは今日で終わり。1月3日から数えて8回目。これ以外にも土曜日や平日に、時間を短縮して教科ごとの演習もかなりこなしてきました。これだけの演習量をやっている塾はそれほどないでしょう。
さすがに生徒たちも、1月3日の時とは全く違う出来に仕上がっています。戦いはまずは敵を知ることから。そして、自分の目標、力量に会わせて戦い方をしっかりと考え、それを実戦していくこと。そうした意味で、この1ヶ月半の間に、生徒たちはきっちりと目標を達成したと思います。
同時に、こうした学習法は、これからの彼ら、彼女らの「糧」になることは間違いありません。大学入試も、就活のための活動も、社会人になってからの仕事も、ある意味では「対処の基本」は同じことです。目の前の目標を分析し、自分の力量を量り、対処方を考え、ひたすらに実行していく。こどもたちはこの3ヶ月で大きく成長してくれたはずです。
今日は私立高校の発表日でもあります。合格発表はお母さん、お父さんに任せるように指示してあります。受かることがわかっている発表を見に行く必要もないですし、そんな時間があったら3日後の公立高校入試に備えて少しでも学習を進めることの方がどれだけ重要かわかりません。
制度というモノの不思議さ。これも入試を通じて生徒たちが学んでいくことです。大人になるに従い、そうした「制度の不思議さ」には何度もぶつかるものです。しかも、その理不尽さは少しずつ強度を増していきます。それを知るのも入試を通じてです。
今日は当日の注意事項もしっかりと伝えていきます。当日は「自分との闘い」です。彼ら、彼女らにとっては、初めて挑むことになる「緊張の1日」です。そうした1日のおくり方もしっかりと教えていきます。