この時期に悩むこと
冬の講習の予定を組んでいて悩むのですが、小6,中3,高3生をメインに授業を組むと、新規に募集をしたい新しい学年の授業がどうしても手薄になってしまいます。ここが教育者と経営者の葛藤の部分です。
おっきな塾の場合は社員もたくさんいるのでその両立が出来るのでしょうが、miyajukuのような個人塾は、ほぼ私のチカラをどう振り分けるか、ということになってしまいます。それでも27年間、私は受験学年の生徒たちにチカラをかけてきましたし、今年もそうします。
来春の募集が苦しくなることはわかっています。今の学習塾を囲む状況は、3月に新規募集をしたからといって新しい生徒がどんどん入ってくる、などということは全くありません。秋から、冬から、あの手この手で募集をかけてやっと何人か集まる、といった厳しいものです。
そして、その時期は、自塾の受験生たちの指導が最も忙しいときと重なります。どうしても塾の経営に自分の頭を切り換える時間が出来ません。それでも27年間。この場所で学習塾を続けてこられました。わかっていただける方はいらっしゃる。
その思いを胸に。今年も目の前にいる受験生たちの笑顔だけを目指して邁進します。