面接の練習
朝、7時前から全員を見送り、夕方には全員が塾に寄って自己採点、その後、遅くまで特色試験がある生徒の最後の特訓。特訓の成果があり、先ほど特色試験を終えて戻ってきた生徒の問題を見ると、昨晩やった「サイコロの展開図」「論理性の言葉の問題」「規則性の記号の問題」と、予想した問題ばかりが出ていました。「最初の問題を見てほっとしました」という生徒の言葉を聞いただけでも特訓の成果はあったといえます。
今日も、お昼前から面接の最後の練習をおこなっています。次から次へと生徒たちがやってきます。ダメ出しをしているうちに「じゃあ、もう一度やろうか」ということになり、今日の午後や明日の午後にも面接の練習予定が増えていきます。
面接は高校によっては差がつかないところもあります。逆に40点ほどの差がついているところもあります。中学校でも練習はしているようなのですが、どうも「通り一遍」のものになっているようです。
私たち学習塾は、生徒個々の開示得点を集めていますし、それぞれの学校の面接の特徴や、昨年度の質問例などの情報をしっかりと集めています。対策をしっかりとしている、ということです。
前にも書きましたが、神奈川県の面接は「観点」によって評価されます。したがって、「観点」をしっかりとおさえた対策をとらないと意味がないのです。と同時に、未来志向の面接なので、自分が高校で何をしたいか、それをどう将来の夢につなげていくのか、そんなことをしっかりと自分の中に持っておくことが重要です。
もうひとつ。受験する学校のことをしっかりと知っておくことです。「自主自律」という校是をかかげている高校を受験するのに、その意味をしっかりとわかっていなければダメです。とにかく、隅々まで受験校のパンフレットを読み込むことです。そして、その学校での1年後の自分の姿をイメージし、さらにそれを言葉にしていくことです。
そんな指導をおこなっています。
今日まではドタバタとした1日になりそうです。昨日の入試の難易度などについての感想も明日以降に書きます。