県立高校の改革について

昨日のブログで、来春入試での県立高校の定員が県教委から発表され、これですべての志望校選びの材料が出そろった、と書きました。しかし、まだいくつかの点で志望校をしぼっていくのに、わかっていないことがあります。

10月20日のブログでも書きましたが、県は平成28年度から県立高校改革を実施していく予定です。ひとつは、20校~30校程度の高校の削減です。いまひとつは、学科編成を含めた様々な改革です。その具体的な内容がまだわかっていません。

まず、高校の再編統合です。1期は平成28年度からの4年間です。来年の1月には詳細が公表されるそうです。そうすると、こんなことが起こりえます。

中3生が△△高校を第一志望にしてしたとします。1月になって、その△△高校が統廃合の候補になったことが発表になったとします。自分が在学中はその高校がなくなることはないにしろ、卒業後すぐに自分が通っていた高校が消えてしまうということです。

どうでしょう。あまり気持ちの良いことではありませんね。逆に言えば、それまでは志願者が多かったのに、統廃合されるのであれば他の高校に応募しよう、といった生徒がたくさん出て倍率が下がる、なんてこともあるかもしれません。いずれにしても、かなりの不確定要素であることは違いありません。

もうひとつ。

推進校、重点校、研究校の指定がこれからだということです。

たとえば、学力向上進学重点校です。現在、18校が指定されていますが、これが10校程度にしぼり込まれることが予定されています。8校が指定を外れるわけですね。こちらも、進学重点校だから、と進学してみたら、その指定が外れてしまったということが出てくるわけです。同時に、外れるのがわかった段階で、志願者が他に流れたり、逆に10校に減った重点校に志願者が集中したり、といったことが起こらないとも限りません。

これも大きな不確定要素です。

引き続き、あちこちから情報を収集していきます。また、ここに書けないことは、中3保護者の方には何らかの形でお伝えをしていきます。

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