校長の勤務評定
多くの教育委員会では校長の評価をしているらしい。それも5段階で、必ず最低の1の評定をもらう校長が出るという相対的な評価らしい。
うーん、とうならざる得ない。
評価をすることを疑問視しているのではない。なぜ、相対的に評価するのか、ということだ。どの校長も頑張っているとしたら、全員が高評定を得る仕組みで良いではないか。また、どの校長もしっかりとやらせるための教委による勤務評価でなければならないし、どの校長も頑張ってもらわねば困る。
教師の世界では、管理職になった人を「あの人は間違って管理職になっちゃった」と公然という。管理職になることがこうした言い方をされる世界。そんな中で責任感をもって校長の職務に励もうとしても、教委からは理不尽な勤務評定を下される。そんな中、突発的に「いじめ」や「未履修」の問題が起こったとき、死にたくなる気持ちもわからないでもない。
この構造的な問題をどうにかしないかぎり問題は解決しないと思う。