履修不足問題 1

多くの高校で科目の履修不足が顕在化した問題についてです。今日もテレビのニュースで各高校の保護者会の様子や生徒への説明会の様子が放映されていました。

とにかく受験のために必要ではない科目を外し、必要な科目だけを学ばせる、という高校側の姿勢は常態化していたわけです。というよりも、そうした対応をする学校が「良い学校」だといわれてきたわけです。

それを「何をいまさら」というのが現場の高校の本音でしょう。

私たちが考えなければいけないのは、この「何をいまさら」という問題をここまでセンセーションに書き立てている「流れ」がどこにあるかと言うことではないでしょうか。

ある方は「新しい総理大臣の教育改革」とリンクさせた観点からこの問題を考えるべきだ、とおっしゃっています。一考すべき意見だと思います。

今のままではいけない → 教育改革が必要だ → 体制による現場への締め付け

こんな「絵」を描いている人がいるのかも(あくまで「かも」ですよ)しれません。

どんな出来事でもそうですが、いろいろな方向から眺めてみる必要があります。

とにかく、多くの受験をひかえた高3生に影響のない解決を願うばかりです。

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