学習の基本的なhow to

良い調子で「三角形の合同の証明」問題をクリアしてきた中2の生徒たち。今日からは、「一次関数」の復習も並行して学習していく。実は、今時の生徒たちはこうした「学習単元が混合した」時にパニック状態になる傾向がある。ある単元をやっているときには、他の単元を受け付けないのだ。

案の定、グラフを描いて連立方程式を解くといった、基本問題からだめな生徒が何人かでてきた。こうした時に、過去のノートを見返して確認しよう、という発想をほとんどの生徒が持つことが出来ない。というよりも、どこを見れば何が書いてあるのかが自分でもわからないのだ。さらに、出来なかった問題の解き方をノートに書き留める作業をほとんどの生徒がやらない。

「わからないことが問題なのじゃない。次に同じ問題がまた出てきたときに出来るような工夫をしないことを怒っている。お前たちの学習は、誰かが手を差しのべてくれるのをいつも待っているだけじゃゃないか。自分で何とかしないかぎり、いつまでたっても勉強は身につかない。付せんをはっておく、出来なかった問題を書き留めるノートを作る、工夫はいくらでも出来るはずだ・・・怒ってる」と説教した。

こうした学習の基本的なhow toを中2のうちに身につけて欲しい。

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