とてもお薦めの本です

全国に公立の中・高一貫校が続々とできはじめている。文科省による、公立の復権を目指す切り札として今後は500校設立されるのだそうだ。この本の筆者は二人の息子さんを公立の一貫校に合格させた。その受験顛末記が中心の内容となっている。

もちろん、公立の一貫校を目指す方にはとても参考になると思うが、それ以上に、小学校の高学年から中学生の親が、子供の教育をどう考えるべきか、家庭での教育、親のかかわり、そんないろいろなことを考えるきっかけとなる本だと思う。

塾不要、とタイトルにもある。読んでみるとわかるが、この親であれば塾は不要だろう。が、こうした親はめったにいない。だからこそ塾が必要になる。逆に、この本の筆者が子供にしたのと同じことを塾が子供にしてあげられるか、それが塾の生死を決すると思う。

子供の育て方に関して言えば、私自身の子供への接し方と見事なほど共通点が多かった。そうした意味でもおもしろかった。

とにかく読んでみてください。本当にお薦めです。

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