小学5年生

受験をしない小学5年生の勉強に対する姿勢が良くない。というより、なかなか学習姿勢が身に付かない。私の授業は良いのだが、他の先生の授業になるととたんに「本性」をあらわす。

たとえば、何かあると我がちに手を挙げて発言しようとする。いや、元気があって良いのだが、そうして良い場合と悪い場合の判断が出来ていない。どんなこともすぐに口に出すといった習慣がついている。学校の授業がそうやって進んでいるのだろう。あっちでワー、こっちでワー、と発言し、収拾がつかない授業の様子だ。

逆に、集中して何かに取り組む、といったことは苦手だ。じっくりと問題に向き合うことがなかなか出来ない。教師に対する馴れ馴れしさも度を越している。これも学校がそうなのだろう。いわゆる友達感覚というやつだ。当然、そんな教師の授業の内容を真剣に身につけようという態度もなくなってしまう。

塾には「勉強の空気」というのが流れている。この「空気」を読み取る姿勢を身につけさせたい。気合いをいれていきますよ。

と同時に、今の小学校って生徒に学力をつけさせる「気」があるのだろうか疑問になる。確かに、学力をつけさせる以前に、生活習慣やいじめといった指導に振り回されてしまっているのかもしれないが。

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