強い意思
山に登るときにまず考えるのは、自分の今おかれた状況と登ろうとする山の難易度だ。今の時期ならば、当然、地図を読みとり、自らルートを判断する力が求められる。雪の上を歩く技術も当然だが、アイゼンやピッケル、スノーシューの適切な使い方も出来なければならない。情報がたくさん集まってくる時代だが、それでも現地に行けば臨機応変の判断が必要とされる。事前の準備も必要だが、それ以上に現場での対応が自分の命を守る。
受験も同じかもしれない。自らがおかれた現状をしっかりと理解し、目指すべき大学や高校、中学の難易度をしっかりと把握する。それに向けてトレーニングをつむが、最終的には当日の臨機応変な対応が合否を決めていく。
ただ、根っこには「登ろうとする意思」がなければならない。つまり「合格しようとする強い意思」がすべてのスタートになる。
がんばろう。