母親の子殺し

結局、昨晩は更新は出来ませんでしたしょんぼり 今日も午前中から塾に来て事務作業をおこなう予定だったのですが、生徒1名、お母さん2名の来塾応対に追われてこの時間になってしまいました。良いんです、これも大事な大事な仕事ですから。お母さんたちの応援団、僭越ながら、それがmiyajukuの大きな役割だと思っています。

今週の「アエラ」の特集に「夫への殺意が子に向かう」という衝撃的なタイトルのものがありました。確かに9月だけで6件の子殺しがニュースされ、母親が子どもを殺すという痛ましい事件が増えているように思えます。

記事では、育児の悩み、無関心な夫への怒り、すべてのストレスが子育てという迷宮の中で子への殺意へと変わっていく様子を、何件かの事例をあげて書いています。専業主婦、働くお母さん、いずれの場合でも子育ては母親に押しつけられがち。確かに、父親が働く多くの会社では、育児休暇など夢の夢、社会が変わらないかぎり子育ての負担は母親に重くのしかかります。

気になるのは、こうした子殺しの被害者になる子どもの年齢が上がってきているという統計です。何らかの手を社会が打たなければ、こうした痛ましい事件は連続してしまうでしょう。

心を開く相手もなく、場所もなく、孤立している母親は煮詰まり方が極端になる。子育てには道が一本しかないように思いこみ、子どもは別人格だという発想も持ちようがない・・・

子どもはみんなで育てるもの。子どもは社会全体の責任で育てるもの。そんな意識改革をひりひとりの大人が持つしか解決の手段はないのでしょうが。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次