昨日の続き

学習塾は結果を求められる。結果とは成績の向上であり志望校への合格だ。これは当たり前のこと。ここを外してしまったら学習塾とは言えなくなる。

でも、これらの事と目先の成績のアップとは別のモノだ。私(ここは強調)がやらなければならないのは、大量のプリントを強制的にやらせる学習ではなく、一問の問題をじっくりと子供といっしょに解いて、解き方のポイントを教えると同時に、その問題の先にあるモノを子供に考えさせることだ。

Mr. Hot Cake先生がこんなことをおっしゃっていた。

「何度も英単語を練習させて覚えさせることにどれだけの意味があるのだろう。それよりも、一枚の紙全部に大きく丁寧に文字を書いて覚えさせることをやってみてはどうだろうか。書くことと覚えることは連動している。雑な文字で100回の練習をするよりも、丁寧に大きく一回書いた方が覚えることだってある。」

その通りだと思う。大切なことは「科学的な方法」を追いかけることだ。どうすれば覚えられるのか、どうして覚えられないのか、そんなことをいつも考えることだ。それがプロの仕事だろう。

これからも、今まで以上に「その先にあるモノ」を考えさせながらの授業を続けていきたい。

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