小学生の読書教材

中学受験をする小学生の読書教材について試行錯誤を繰り返している。まとまった本を一冊読ませていきたいのだが、読後の処理のしかたが難しい。読ませっぱなしにしては意味がないので、感想を書かせたり、要旨をまとめさせたり、とやってはみるのだが、どうもうまくいかない。読むスピードが違ったり、適当に書いたりしたものにどう対処していくか。そんなこんなでうまくいかないままだ。

そこで、「キッズセレクション」というテキストを見つけてきた。これは、テーマごとに最近の著者の作品を集めたものだ。ひとつの作品の分量もそう長くはない。パート1は「自然と向かい合う」「ふれあい」「社会の中で生きる」をテーマに、養老孟司、今江祥智、庄野潤三など18作品を載せている。これを小4と小5に、2週に一作品のペースで読ませていく予定。一週目は作品ごとの「読解テスト問題」を解きながら、2週目は「感想」または「要約」を書かせながら進めていく。

中学入試組の理科と社会の授業についても、来月あたりから「新しい仕組み」での授業をスタートできるように準備を進めている。ご期待ください。

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