漢字の学習

いろいろ問題のあった漢字検定試験だが、秋の検定試験はいつものようにmiyajuku全体で受験することにした。

今の小学生の漢字学習にはとても疑問を感じている。「先生、この漢字は習っていません」はまだ良い方で、「この漢字は、この読みでは習っていません」という生徒はたくさんいる。ものすごく敏感に、習ったか、習っていないか、を言ってくる。とても神経質になっているのだ。そんな状態だから、一つの漢字から、その二字や三字の熟語や、その漢字のもつ意味や、書き順、部首などと漢字の学習を広げていくことが出来ていない。

彼ら、彼女らには、今、目の前にある漢字の書きと読みだけがすべてなのだ。あくまで一対一対応での知識理解だけになっている。結果、とんでもない漢字を書くことになる。漢字の意味を理解していないので、読みが当てはまれば何でもOKなのだ。同音異義語はとにかく不得手だ。

きっと、学校の授業の中で、「この読みは○○年で習う」とか「この漢字は△△年では、この二字熟語で覚えておく」などと、入学以来習慣づけられてしまったのだろう。

これで良いはずがない。

幸い、漢字検定試験は、単純な読みと書きの問題は全体の1/4程度で、残りは、漢字熟語の構成やら、書き順やら、対義語・類義語やらと、漢字の総合的な問題になっている。それぞれの級ごとに当該学年の漢字が割りふられてもいる。漢字検定は漢字学習の目標とするにはとても良い試験なのだ。

もうひとつ、漢字の練習を「横書き」でする生徒も多い。漢字は縦書きに書くからこそ、その書き順のもつ意味が理解される。どうしてその書き順なのか、ということをつねに意識していきたい。

「必」という漢字の筆順。大丈夫ですよねウィンク