つながっている

この時間、我が家では子供たちがまだ勉強をしている。実習から戻ってきた息子は、そのレポート書きをしている。キスを釣って、その生殖細胞を取り出し、卵の数を数えて、その中から抽出した200個の卵の大きさを測って・・・ という実習だったようだ。娘は8科目もある試験の6科目を終え、あと2科目の勉強らしい。

何度か書いたが、「勉強しなさい」ということを私は自分の子供に言ったことがない。ずっと以前から、今と同じ状況だったと思う。小学生でも、高校入試の時も、大学入試の時も、今も、何も変わりはない。受験勉強も、大学に入った後の勉強も、目的に「差」はあっても、やっていることにたいして違いはない。

違いがあるとすれば、だんだんと「自分がやりたいこと」に的がしぼられていることだろう。中学の理科の学習→高校の生物の学習→キスの卵の大きさの測定、と勉強している内容が変わってきていることだ。中学の時に生物を学習していて、将来、自分が「キスの卵の大きさを測る」学習をする、などと想像できていたはずはない。何となくそっちの方向に進んで今があるのだろう。そして、それをおもしろいと感じる自分がいれば、それで良いのだ。

何で勉強するの、という中学生や高校生の疑問に対する答えになるだろうか。

今やっている学習は、いずれ自分のやりたいことにつながっている。その流れを断たないように「たんたんと」学習を続けることだ。すべては「未来」につながっている。

さて、家の子供たちは、今の学習を「つぎの未来」にどうつなげていくのだろうか。父としての楽しみのひとつだ。つながらなくても良い、という思いもある。勉強なんてそんなもんだ。つなげるつもりでやっているわけではない。たまたま「つながる」ことがあるのが勉強なんだから。