指定校での進学
高校生の成績が出てきた。高3生で指定校推薦での進学を考えている生徒にとっては、ここでの成績によって方針が決まることになる。学校成績が思わしくなければ一般試験に向けて気持ちを切り替えなければならない。
医療系の学校への進学を考えている△△が、にこにこして塾にやってきた。
「塾長~ 成績が出たんですよぉ~」
声のトーンから成績が良かったことがよくわかる。そそくさと成績表を見せてくれる。
「英語のリーダーが5だったんですよ。中学の時にだって、英語で5はとったことがないのに」
評定平均で4.2はりっぱな成績だ。△△が第一志望に考えている聖○○の指定校枠も高校にきたようだ。今のところ、△△よりも成績が良い生徒が聖○○の指定校枠に希望はないとのこと。9月半ばにならないと確実には分からないが、このまま指定校枠での進学ができそうだ。
「学校の先生は、もっと上も大丈夫じゃない? って言ってくれたけど、最初から決めていた聖○○にします。」
それで良い。自分が決めて、自分の力で開いていく未来が大切なんだ。
もう一人、医療系を考えている□□も指定校での進学に目途が立ったようだ。
よかったなぁ
自分の志望がはっきりしていて、目標とする学校も明確な生徒は、こうして指定校枠を利用しての進学をどんどん利用していくべきだろう。高校3年間のこつこつとした努力の結果だ。
二人とも中学からのmiyajuku生。君たちの夢の実現に、少しでも役立つことが出来たことが本当にうれしい。
この子たちは、国家試験に合格するまで、これからも大変な勉強が続いていくはずだ。だからこそ残りの高校生活を思いっきり楽しめよ。