子育て
夜中に家のパソコンに向かうと、いろんな残骸が周辺に散らばっていた。
裏返してあるプリントアウトした写真をひっくり返すと、ショウジョウバエの写真が何枚か。娘が、先週の実験で、遺伝子操作をして「眼」があちこちに発現したショウジョウバエをさなぎから取り出した、といっていたが、どうもその写真のようだ。とても気持ち悪い
プリンターには、「水族生理学実験/金魚の性行動」というレポートの残骸があった。ある種の性ホルモンを金魚にうって、その後の行動を観察するというレポートらしい。金魚の性行動まで観察するのかぁ、と、ヘンなところに感心してしまった。
なんだかよくわからないが、このパソコンにはそうした痕跡が残されている。
何で家の子供たちはこんな方向の学問に向かって行くことになったのだろう。父親は文学部で母親は体育学部だ。まぁ、そんなことは全く関係ないが
確かに、歩き始めた頃から、モリ青ガエルの産卵を見に行ったり、川に潜って魚をモリでついたり、山の木に夜中にトラップをしかけてクワガタムシをつかまえたり、磯浜に行っては魚を捕まえたり、ヨットで海を走ったり、カヌーで川を下ったり。スキーは歩くよりも前に履いてたなぁ。休みといえばそんなことばかりしていた。とにかく外に連れ出していたことは確かだが・・・
二人とも生物科学系に進むとは考えてもいなかった。
子供の成長って、だからおもしろいのかもしれない。
大切なことは
親も一緒に楽しんでしまうこと