鼻炎

数日前からアレルギー性の鼻炎に悩まされている。相当にひどい状態号泣 昨日は、ティッシュを2箱も使った。医者に行って薬をもらってはいるが、これを飲むとキョーレツな眠気が襲ってくるので、就寝前にしか服用できない。やらねばならないこともたくさんあり、困っている。でもどうにもしようがない。しかし、いったい何に対するアレルギーなのだろうか。

そんな中、開校記念日でお休みだったT中の試験対策授業を午前中におこなった。中3の範囲は「運動とエネルギー」の部分。ゆとり教育で理解が難しい部分はほとんどなくなり、小学生の算数のような計算しか出題されない単元だ。それでも出来ない生徒が多い。

たとえば「1kmを3分で走るマラソンランナーの速さは何km/時か」という問題。偏差値で40を切る私立中学入試でも、この問題を解けないと合格できるところはない。そんな問題なのに「・・・」の顔ばかり。そもそも式を書いていない。式を書いても数字に単位が書かれていない。「速さの問題は単位をつねに意識しておくこと」と言っても面倒なので書かないのだ。「お前たちは明らかにmiyajukuの小5より出来が悪いな」とまで言っても「・・・」の顔のまま。

移行措置で「力の合成」が新しく学習内容に加わっているはず。とくに「斜面上の物体にはたらく重力の分力」はどの程度学校で学習したかを知りたかった。それを聞いても「・・・」という生徒ばかり。「わかった。おまえたちの学校は移行措置を先生は無視して教えない、ということでいいんだな。試験に出ないならやっても無駄だからやらない。ただし、入試には出るだろうからまた秋にでもやろう。」とまで言っても「・・・」のまま。

「今年は移行措置ということで、教科書以外に薄い補助教材が渡されているはずだ。さらに、プリントなどで移行措置内容の学習もしているはずだ。もう一度、自分たちの学習範囲をしっかりと見直してから報告を待つ。」

ということで授業を終えた。とにかく「待ち」の姿勢を変えないと、高校生になったらそこで終わりだ。

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