めだか

そろそろ寝ようかと思っていた頃、息子が帰ってきた。

鞄に、ペットボトルが入っている。何でも、生態学の実験で使った「ふ化したばかりのメダカ」を持ち帰ってきたとのこと。魚類の浸透圧の実験で、ふ化させたばかりのメダカを、様々な塩分濃度の水溶液の中でどの程度生き残るかを実験したとのこと。

メダカというのは淡水魚と海水魚の中間に位置する魚なのだそうだ。その証拠に、ふ化した直後のメダカは、飽和水溶液に近い塩分濃度の水溶液の中でも生き残るのだという。そうした実験に耐えたメダカなのでかわいくなって持ち帰ったという。

しかたがないので、1リットルペットボトルの上部をカッターで切り取り、簡易水槽を作ってメダカを放した。ふ化後しばらくは、自分の卵黄を栄養にメダカは生きていける。明日にでも、きれいな水を作って小さな水槽に移してやろう。

少し大きくなったら塾に持って行って、子供たちに見せるかウィンク

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