楽しみなこと

明日、大学デビューをする娘がおもしろいことを言っていた。不安が5つあるのだという。

1 明日、大学に行ったら自分の名前が本当にあるのかどうか、ということ。
2 お昼をいっしょに食べる友達がつくれるかどうか、ということ。
3 みんなどんな服装で来るのか、ということ。
4 自分の感覚にフィットする人間がいるのか、ということ。
5 TOEICのテストのこと。

まぁ、半分は冗談にしろ、新しい環境に入っていく不安、というのはこの時期誰もが持つことだろう。大人として、塾の教師として、こうした子供たちの「生」の感覚を忘れてはいけないと思った。

それにしても、「自分の名前があるのか」という不安は、大学受験というプレッシャーがどんなものだったか、ということを示しているように思う。自分が所属する場所がないことほど、人にとって苦しいことはない。

受験というハードルを乗り越えることの大切さを主張する立場だが、同時に、子供たちがどれだけそうしたハードルを跳び越えることに心を痛めているかも、決して忘れてはいけない視点だと考えさせられた。

新しい環境に入っていく娘が、どんなことを持ち帰ってくるのか。明日からの毎日が楽しみだ。子供さんを新しい環境に送り出すお母さん、お父さん。子供といっしょに新しい世界を楽しんでしまいましょう。それが何よりです大笑い

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